投資の話 株編1
2002-01-07のコラム
- とりあえず株編から。
日本はサブプライム債をあまり買っていなかったので損失額は他国と比べて全然大したことない、というのはニュースでよく流れていたので、皆さんご存知かと思います。
ではどうして、こんなに日経平均株価が下がり続けているのか?
理由はいくつかあります。まずその前提として、
1.日本は輸出大国である。
2.日本の金利はめちゃくちゃ安い。
3.金融事情が安定している。なので、リーマン破綻以降、円に人気が集まりっぱなしで、極端な円高状態にある。
この3点をよく覚えておいて下さいね。
日本の企業で世界に名だたるトヨタがありますね。
トヨタは車を世界中に輸出しています。
1万ドルで、アメリカで新車を売っているとします。1ドル=110円だった場合、その車が売れた時に円に換金すると110万円になります。
1ドル=100円だった場合、100万円にしかなりません。
その差10万円です。
これだけではいまいちピンとこないかもしれませんが、トヨタは08年、全世界で830万台車を売っています。
このうち仮に200万台をアメリカで売っていたとします。
10万円×200万台=2000億円です。
数ヶ月前はドル/円は110円くらいで安定していたので、トヨタ首脳陣も大慌てです。
計画していたよりずっと利益が少ないのですから。
円高なのはドルに対してだけではなく、世界主要通貨のほぼ全てに対して同じですので、もちろん2000億程度では済みませんよね。
